ブラジルでは年中行事として定着しているこの記念日は、キリスト教の聖職者、サン・アントニオの命日(6月13日)にちなんで、前日の12日になったと言われている。
ポルトガル語では、ディアス・ドス・ナモラドス。
サン・アントニオは縁結びの神や、女性の守護神として有名だが、何故命日の前日になったのはかわからない。13日を避けたのかな?
この日には、恋人同士がプレゼントを交換するらしく、二人で撮った写真を入れたフォトフレームが選ばれることも多いため、日本では全国額縁組合連合会が制定したそうだ。
命日の前日であったり、フォトフレームがプレゼントとして人気というのが、なんとなくもどかしく、しかし微笑ましい記念日である。