江戸時代には、江戸城御黒書院で将軍の御前で将棋の対局が行われていた。
しばらくは対局日が年によってまちまちだったが、八代将軍吉宗の時代になって、この御城将棋の式日が11月17日と定められた。
そのことにちなみ、日本将棋蓮めいた1975年にこの日を「将棋の日」と定めた。
1975年の第1回「将棋の日」には、中原誠十段と、大山康晴棋聖の十段戦(のちの竜王戦)のタイトル戦が、「蔵前国技館」にて公開で行われた。
さて、今の将棋ブームを支えている藤井聡太九段だが、その快進撃にもすこし翳りが見えてきた。それほど第一線を維持することのむずさ示唆があるのだと思う。
最高位の九段には上り詰めているものの、八冠無理独占の時に比べると現在は六冠を保持している。

とはいえ、藤井九段はまだ23歳。
永世称号も三冠を獲得しており、まだまだ将棋界の中心にあることには変わりない。






