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  シルクロードの日
Rakza MAGAZINE

シルクロードの日

2021.03.28
編集長の独り言
田中 尚雅

1900年3月28日、スウェーデンの地理学者であり中央アジア探検家のスヴェン・ヘディンによって、廃墟になっていたシルクロードの古代都市・楼蘭が発見された。

「シルクロード」とは、古代の中国と西洋を結んだ歴史的は交易路をさす言葉だ。絹が中国側の最も重要な交易品であり、この道を通って西洋に運ばれたことから名付けられた。

シルクロードは、紀元前2世紀から18世紀にかけて、経済・文化・政治・宗教など様々な分野で、お互いの社会に大きな影響を及ぼした。

 

そのあまりにも時空を超えた規模のシルクロードゆえに、日本では独特のエキゾチシズムやノルタルジアと結びついている。

僕にとっては、シルクロードでいちばんに思い出すのは久保田早紀の楽曲だ。

1979年10月1日発売のこの曲は、CBSソニーが当時、異国を意識した曲作りを進める戦略の中に取り込まれ、タイトルも「異邦人−シルクロードのテーマ−」として大ヒットすることになる。

元々は、国立(くにたち)の大学通りをイメージした歌詞をシルクロードに置き換え、「白い朝」というタイトルを「異邦人」とし、萩田光雄のアレンジはシルクロードを意識した中東風なイントロがつけられた。

民族楽器ダルシマーが使われ、羽田健太郎がピアノを弾いたこの曲は、出来上がってしまうと、どこから見てもどう聴いても「シルクロードのテーマ」になっていた。

当時大学4年だった僕は、プロの仕事ぶりに恐れ入ったことを覚えている。

 

様々なものが行き交うのが「シルクロード」なのだと改めて感じ入った。

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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