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  ビートルズ記念日
Rakza MAGAZINE

ビートルズ記念日

2023.06.29
編集長の独り言
田中 尚雅

1966年8月29日、「ザ・ビートルズ」が初来日した。

4人が羽田空港に到着したのは、午前3時39分。台風の影響で到着が大幅に遅れたが、空港には500人のファンが詰めかけていた。

タラップを降りる4人がJALのハッピを着ていたのは、当時JALのファーストクラスの機内着として貸し出されていたもので、乗務員の提案でこの姿での登場となった。このハッピは、のちに復刻版が売り出されるほどの人気となった。

日本武道館の公演は3日間で5回行われ、学校をサボった高校生が合計6520人も補導されたという記録もある。当時のロックは長髪の不良の音楽と見做されていた時代の話だ。

7月1日の昼の部で収録されたコンサートの模様は、その日の夜9時から日本テレビで放送され、関東地方では59.8%の視聴率を獲得した。

この番組に関わった人の話は、何度も聞いたことがあるが羨ましかったなあ。

5回の公演の観客は約5万人、4人の移動時には物々しい警備体制が取られ、日本中が熱狂する祭りだった。

もちろん、この来日はビートルズにとって最初にして最後の日本公演となった。

57年前の出来事だ。

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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