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  南極の日
Rakza MAGAZINE

南極の日

2024.12.14
編集長の独り言
田中 尚雅

1911年12月14日、ノルウェーの探検家ロアルド・アムンゼンは4人の隊員と共に、世界で初めて南極点に到達した。

113年前の物語だ。

南極点到達は、アムンゼン隊と同様にイギリス官軍大佐ロバート・スコット隊が競って目指していた。

その中、10月20日にアムンゼンは南極のフライムハイム基地を出発。4台の犬ぞりを1台あたり13頭、合計52頭に引かせて大陸横断を開始した。

そして、2か月近くの時間を要し、12月14日に人類で初めて南極点到達を果たした。これはスコット隊よりも約1か月早い到着であった。

アムンゼン隊は帰路も順調で、ひとりの犠牲者も出さずに翌年1月25日にフライトハイム基地に帰還した。しかし、スコット隊は帰路に遭難し、パーティ全員が死亡した。

アムンゼンとスコットの探検に敬意を評し、1956年にアメリカが建設した南極観測基地は「アムンゼン・スコット基地」と名付けられた。

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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