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  楽器の日 いけばなの日 邦楽の日
Rakza MAGAZINE

楽器の日 いけばなの日 邦楽の日

2024.06.06
編集長の独り言
田中 尚雅

昔から、芸事は6歳の6月6日から始めるのが良いとされており、この日は「稽古始めの日」や「初稽古」とされ、そのことから「楽器の日」、「いけばなの日」、「邦楽の日」などに制定されている。

そもそもは、室町時代に能を大成させた世阿弥の「風姿花伝」に、習い事を始めるのは数え七歳(つまり満六歳)が良いとされていることに由来するようだ。

さらに江戸時代になり、歌舞伎の世界にもこうした考え方が反映され、しかも「六歳の六月六日」という語感のいい台詞によって定着した。

もうひとつ、手の指を折って数を数えるとき、親指から順に折っていくと、6の時は小指が立つ形になる。そのことから、「子どもの自立」ということに繋がったという説もある。

何かを始めるなら、今日がいい。

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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