「山の日」は日本の国民の祝日。現在、年に16日あり、2016年に制定された最後の祝日である。
祝日法2条では「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日となっている。
当初、お盆休みに連続させやすい利点があるとして、8月12日となる案が有力だったが、ある理由によって11日と決まった。
それは、12日は日航機123便墜落事故の日であり、祝日にするには違和感があるとした意見が少なからずあったからだ。
この祝日が定められた当時、祝日がない月は6月だけとなったが、その後天皇誕生日が12月から2月へと変わり、6月と12月が祝日のない月となっている。
ちなみに世界各国の年間祝日数を比べてみると、タイ23、中国21、韓国・インド17、日本16、フランス11、アメリカ10、ドイツ9、イギリス8、となっている。
いろんな理由が重なり、なかなか国民に覚えてもらえない、かわいそうな祝日となっている。