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  中島らもの忌
Rakza MAGAZINE

中島らもの忌

2024.07.27
編集長の独り言
田中 尚雅

壮絶な人生であった。

僕が愛する小説、「今夜、すべてのバーで」の作家であり、異彩を放ちながら駆け抜けたマルチクリエイター・中島らもの人生だ。

灘中には150人中8位の成績で入学、しかし勉強以外の趣味に没頭するあまり、灘高卒業時は授業もテストも受けることなく卒業したという。

予備校時代も大阪芸術大学生時代も、ありとあらゆる体験(そう思える)をし、それがのちの多くの受賞作品につながる人生だった。小説だけでなく、エッセイも、戯曲も、コピーも、楽曲も、なにもかも。

前述の小説は、第13回吉川英治文学新人賞と第10回日本冒険小説協会大賞特別大賞を受賞している。

らもは、2004年の今日、飲食店の階段から転落したことが原因で52歳の生涯を閉じた。

その3年後、妻の中島美代子が綴った本がある。

「らも 中島らもとの三十五年」、らもファンならずとも、一度は読んでみて欲しい。

破滅型の人生だったが、才能あふれる芸術家でもあった。

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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