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  下駄の日
Rakza MAGAZINE

下駄の日

2023.07.22
編集長の独り言
田中 尚雅

今日は下駄の日。

なぜそうかというと、下駄の大きさを表すのは何寸何分という言い方が普通で、特に女性の下駄は七寸何分が一般的、それでまず7。

さらに雪道を下駄で歩くと、漢字の「二」の字が跡として残る。これが両足で22となる。

ということで、全国木製履物連合会がこの日を「下駄の日」と制定した。

もうあまり見なくなった下駄だが、京都ではレンタル着物も流行っていて、特にこの季節には街中で見かけることも多い。

浴衣に下駄という風情は、蒸し暑い京都の夏でも少し涼しさを呼ぶように感じる。

ところでパソコンの記号で「ゲタ記号」というのがある。パソコンで「げた」と打てば「〓」という選択肢が現れる。デジタルの時代でも、しっかり「下駄」が生き続けているのだ。

子どもの頃、雪の上に下駄の足跡が並んでいたのを見たことがある。

なんとも微笑ましい光景だった。

雪の朝二の字二の字の下駄の跡

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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