今日は下駄の日。
なぜそうかというと、下駄の大きさを表すのは何寸何分という言い方が普通で、特に女性の下駄は七寸何分が一般的、それでまず7。
さらに雪道を下駄で歩くと、漢字の「二」の字が跡として残る。これが両足で22となる。
ということで、全国木製履物連合会がこの日を「下駄の日」と制定した。
もうあまり見なくなった下駄だが、京都ではレンタル着物も流行っていて、特にこの季節には街中で見かけることも多い。
浴衣に下駄という風情は、蒸し暑い京都の夏でも少し涼しさを呼ぶように感じる。
ところでパソコンの記号で「ゲタ記号」というのがある。パソコンで「げた」と打てば「〓」という選択肢が現れる。デジタルの時代でも、しっかり「下駄」が生き続けているのだ。
子どもの頃、雪の上に下駄の足跡が並んでいたのを見たことがある。
なんとも微笑ましい光景だった。
雪の朝二の字二の字の下駄の跡