1639年のこの日、フランスの画家で写真家のルイ・ジャック・マンで・ダゲールが写真機を発明した。
この写真機は銀メッキをした銅板などを感光材料として使い、長時間感光させるためカメラの前で長い間じっとしていなければならなかった。
この写真機は発明者の名をとって「ダゲレオタイプ」と呼ばれているが、日本では「銀板写真」とも呼ばれた。
ダゲールは当時のフランスを代表する科学者フランソワ・アラゴに新たな写真技術への推薦を求め、アラゴはその有益性をフランス政府に推挙した。
フランス政府は公益のため、ダゲールへ終身年金を支給し、写真技術を一般に公開した。
その結果、銀板写真法は、19世紀の中期に世界中で普及した。
現在はほ、ほとんどの人がスマホのカメラ機能を利用していて、もはや写真機という独立した概念も一般的にはなくなりつつあるようにも思える。