1961年4月3日、N HKのテレビとラジオで「みんなのうた」の放送が始まった。「子供たちが口にするのは、美しく健康的な歌詞とメロディーであってほしい」という願いが込められている。
これまでに放送された楽曲は1500曲以上で、放送枠も多くまたヘビーローテションで放送されることから、オリジナル曲の中からもヒット曲が多く生まれている。
「山口さんちのツトム君」「切手のないおくりもの」「一円玉の旅がらす」
放送枠が5分で、かつては必ず2曲紹介されたため、曲の1コーラスのみにしたり、再編集の措置が必要だった。ただし、1997年以降は5分1曲の枠も設定された。
ところで、僕にとって「みんなのうた」で最も心に残っている歌は、小椋佳の
「はるなつあきふゆあいうえお」だ。この歌詞を見てほしい。
はる ねむさに めをこすり
なつ ひやけ そらへとせみ
あき まちの うたもかれて
ふゆ しろく おいぬほえよ わん
はる すみれを えりによせ
なつ さやと ねむのめおち
あき そらへ ほしもひろう
ふゆ こいぬ かけてくまた わん
凄いなあ!