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  博士の日
Rakza MAGAZINE

博士の日

2023.05.07
編集長の独り言
田中 尚雅

1888年5月7日、植物学者の伊藤圭介、数学者の菊池大麓、物理学者の山川健太郎など25人に日本初の博士号が文部省によって授与された。

この時に設けられた博士号は、法学、医学、工学、文学、理学の5種類であり、論文の提出などによるものではなく、教育への貢献を評価されたものであった。

ちなみに「はかせ」と「はくし」は異なり、「はかせ」は大化の改新以来の官職であり、博士の日の博士は「はくし」でり、学位の名称である。

かつては「末は博士か大臣か」と子どもの将来を期待する言葉が慣用句として使われたが、大臣の価値が急落するなかで、社会的なステイタスを持ち続けて欲しいものである。

僕が子どもの頃は、頭の良い子で「博士」というニックネームの子がよくいたように思う。

その元になったのは、NHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」の「博士」だったと思う。百科事典をすべて暗記し、通信簿は5段階評価にもかかわらずオール6、学校のテストも1600回連続満点をとったという設定だった。

読みは、「ハカセ」だったが。

頭が良い、勉強ができる、というのは立派な才能であり、またクリエイターでもあるのだとも思う。

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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