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  二百十日
Rakza MAGAZINE

二百十日

2021.08.31
編集長の独り言
田中 尚雅

二百十日とは雑節のひとつで、立春から数えて210日目を指す。今年は8月31日だ。

農家の三大厄日(八朔=8月1日、二百十日、二百二十日)であり、台風が来て天気が荒れやすいと言われている。

 

夏目漱石には「二百十日」という小説があるし、宮沢賢治の「風の又三郎」で又三郎が現れるのが二百十日でもある。

 

昨日の話題とした富士山レーダーは、そもそも伊勢湾台風(1959年)による甚大な被害がその設置の原点にあった。

当時、日本のレーダによる気象観測は無力同然だった。1954年に大阪管区気象台に気象レーダーが導入されたが、1959年までに配置されたレーダーは、大阪に加えて福岡、東京、種子島、奄美大島の5か所に過ぎず、そのすべてが平地であったことも影響し、地球湾曲の影響を受けたレーダーによる探知距離は最大で300km程度だった。

台風の速度はまちまちだが、例えば時速100kmという猛烈なスピードの台風の場合だと、探知から上陸まで3時間ということになる。

南海上で発生する台風を24時間以上前に探知するには、地上4000mの高さにレーダーを設置するしかなく、日本には富士山山頂しかなかったからだ。

 

現在は、気象衛星ひまわりが我々に様々な情報をもたらしている。

自然との共生は大切である。

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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