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  俳句の日
Rakza MAGAZINE

俳句の日

2024.08.19
編集長の独り言
田中 尚雅

8月19日は「俳句の日」。

もちろん「はいく」の語呂合わせだが、京都教育大学名誉教授で正岡子規研究でも知られる坪内稔典が、1992年に制定した。

ところで、英語の俳句もあるのをご存知だろうか?

ルールは、日本語とほぼ同じ。

  • 季語を入れる
  • 五七五で作る ただし音ではなく音節(syllabary)

季語といっても、日本のように歳時記は無いので季節を感じさせる言葉ということになる。

伊藤園が主催する俳句大賞の句を見てみると

  Spring is here

  Buds opening up

  I got new shoes

  春がきた 蕾が開くよ 私には新しい靴

  colored carps

  blossom on pond

  a dim memory

  緋鯉 池の花 おぼろな思い出

といった感じです。

ちなみに、松尾芭蕉の名句「古池や蛙飛び込む水の音」を小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が訳すとこうなります。

  Old pond

  Frogs jumped in

  Sound of water

俳句に興味がなくとも、今日くらいは俳句に親しんでみては如何?

絵は、松尾芭蕉と河合曾良

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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