7月7日が七夕ということは、幼稚園児でも知っている。笹の葉に、願いを込めた短冊を飾ったりもするからだ。
そして今日は、カルピスの日でもある。なぜなら、カルピスの発売された日が、1919年の7月7日だったことに由来している。
カルピス株式会社の創業者として知られる三島海雲は、雑貨の貿易で中国から内蒙古に行った際、現地で体調を崩し瀕死の状態に陥ったという。そのとき、現地の遊牧民に勧められた酸っぱい乳を飲み続け、回復を果たした。
海雲は、帰国後乳酸菌の研究を続け、日本初となる乳酸菌飲料「カルピス」を完成させた。
カルピスの水玉模様のパッケージは、七夕にちなんで「天の川」のイメージで作られたという。
かつてカルピスは、「初恋の味」というキャッチフレーズで宣伝されていた。今は「カラダにピース」だが、僕にとっては子供の頃から「初恋の味」を感じながら飲んできた。
今日は、カルピスの105歳の誕生日。
写真は1949年の広告。
そういえば、昔はビンが紙に包まれていた。