1955年6月7日、平塚らいてうらの呼びかけで、第1回日本母親大会が開催された。
この大会は、前年にビキニ環礁で行われた水爆実験を受け、日本婦人団体連合会が原水爆禁止を提案し、世界母親大会の開催に先立ち行われたものだ。
「生命を生み出す母親は、生命を育て、生命を守ることをのぞみます」というスローガンのもと、生命と暮らし、子供と教育、平和、女性の地位向上などを目指す趣旨で開催された。
現在では、全国47都道府県実行委員会と50の中央団体で活動は展開されており、時期はさまざまではあっても、全国各地で講演などを中心に大会が行われる。
ちなみに今年は、第69回の大会が9月28日と29日に和歌山市で開催される。
継続は力なり、そして、母は強く優しい。