1901年4月20日、日本初の女子大学である「日本女子大学校」(現・日本女子大学)が開学した。
創設者の成瀬仁蔵は、著書「女子教育」の中で組織的な女子高等教育の必要性を力説し、大隈重信が創立委員長となり、伊藤博文総理大臣、西園寺公望文部大臣、 近衛篤麿学習院院長、渋沢栄一などが支援した。
また広岡浅子の働きかけで、三井財閥から目白の土地が寄贈され、創立に至った。
広岡浅子は、2015年度下半期の連続テレビ小説、「あさが来た」のヒロインのモデルとしても知られている。
建学の精神は、「女子を人として、婦人として、国民として教育する」となっていて、「信念徹底」、「自発創生」、「共同奉仕」を謳っている。
出身者としては、平塚らいてう、平岩弓枝、宮本百合子、橋田壽賀子などの作家、沢村貞子、佐々木すみ江などの女優、漫画家の高橋留美子、ワタナベエンターテイメント会長の渡辺美佐、また迫文代、松尾翠、下村彩里など多くのアナウンサーがいる。
2001年から、学習院大学、学習院女子大学、立教大学、早稲田大学と五大学間学生交流というのが始まっているが、早稲田大学とは昔から所在地が近く、建学の時の大隈重信の関係もあってか、交流は深い。
僕が参加していたサークル、WFSにも「ポンジョ」の学生が少なからずいた。