なぜこの日がピザの日になったかというと、時代は1889年に遡る。
この年、ナポリ国王・ウンベルト1世の妻・マリゲリータは、イタリアのナポリを訪れた。
そこで王妃はピザ職人から、トマトの赤、バジルの緑、モッツェレラチーズの白というイタリア国旗の色をあしらったピザを贈られたという。
王妃はこれがとても気に入り、ピッツァ・マルゲリータという名前を冠したというのだ。
そのマルゲリータ王妃の誕生日が11月20日で、この日が「ピザの日」と定められた。
ところで、ピザとピッツァの違いは?
マルゲリータの逸話にあるのがピッツァ。もともとは「フォカッチャ」に似たパンにトマトソースを塗り、チーズを載せて始まったとされている。
それをイタリアからの移民がアメリカに持ち込んだものがピザ。
ピッツァはナイフとフォークで切り分けて、エレガントに食べるもの。
ピザは、ピザカッターで切って、みんなで手にとって食べるものとか。
たまに、どうしてもピザを食べたくなる日ってのがある。