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  成人の日
Rakza MAGAZINE

成人の日

2023.01.09
編集長の独り言
田中 尚雅

1999年までは1月15日と決まっていた「成人の日」。その後ハッピーマンデー制度により1月の第2日曜日となった。今年は今日1月9日だ。

昔はなぜ1月15日だったかというと、その日は小正月で、かつてその日には元服の儀が行われていたからだとされている。

そういえば、成人の日にはラグビー日本選手権が行われていたが、それもまた昔の話。僕は自分の成人の日には国立競技場にいた。

だが、民法の改正により、昨年から青年年齢は18歳となった。

これにより、ひとりで有効な契約をすることができる年齢や、親権に服することがなくなる年齢は18歳となった。

ただ、お酒を飲んだりタバコを吸ったりすることができる年齢は20歳のまま。また競輪・競馬などの公営競技の年齢制限も20歳のままだ。

そして、自治体が主催する成人式の対象年齢は、20歳としているところが多いという。

なんだかわかりにくく、混乱していて、少し可哀想にも思う。

はるか昔に「成人の日」を迎えた我々はともかく、いまの「新成人」たちはこの日をどのように受け止めているのだろうか。

今日、晴れ着の若者を見ると、少し複雑な気持ちになりそうだ。

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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