1999年までは1月15日と決まっていた「成人の日」。その後ハッピーマンデー制度により1月の第2日曜日となった。今年は今日1月9日だ。
昔はなぜ1月15日だったかというと、その日は小正月で、かつてその日には元服の儀が行われていたからだとされている。
そういえば、成人の日にはラグビー日本選手権が行われていたが、それもまた昔の話。僕は自分の成人の日には国立競技場にいた。
だが、民法の改正により、昨年から青年年齢は18歳となった。
これにより、ひとりで有効な契約をすることができる年齢や、親権に服することがなくなる年齢は18歳となった。
ただ、お酒を飲んだりタバコを吸ったりすることができる年齢は20歳のまま。また競輪・競馬などの公営競技の年齢制限も20歳のままだ。
そして、自治体が主催する成人式の対象年齢は、20歳としているところが多いという。
なんだかわかりにくく、混乱していて、少し可哀想にも思う。
はるか昔に「成人の日」を迎えた我々はともかく、いまの「新成人」たちはこの日をどのように受け止めているのだろうか。
今日、晴れ着の若者を見ると、少し複雑な気持ちになりそうだ。