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  2020.08.17
Rakza MAGAZINE

2020.08.17

2020.08.17
DIARY
浜田 正幸

月並みだけど,子供の頃空を飛びたかった。

空を飛ぶわけではないけど,東京タワーにのぼったり,山頂に立つこともワクワク,ドキドキした。

大人になって,飛行機に乗るときには必ず窓側の席にした。

なぜって,いつも見る景色がまったく違って見えることが驚きであり,楽しみだったから。いつもと違う視点を得られて、いつもの景色を違う角度から見られることが無性に面白かった。

ホンダに入社してF1の仕事でイギリスにいたとき,毎週のようにロンドンヒースローから欧州各国のサーキットに近い空港を往復した。その時ももちろん窓側席。ヨーロッパという知らない土地を空から,いつもと違う視点で見ることが楽しくて,毎週の出張が待ち遠しかった。

それからしばらくして最近ドローンなるものが登場し,個人でもなんとか手が届く価格で購入できるようになった。そのドローン広告動画を見て衝撃を受けて,即購入してしまった。

最初のフライトで,ドローンを操縦している自分の姿を空から撮影した時の感動は今でも忘れられない。

そこでわかりました。空を飛びたかったのではなくて,空から見る視点Bird’s Eye Viewが欲しかったんだと。

今ではドローンの価格も下がり,トイドローンなら子供でも買えるほどになった。サイズも小型化されて,普段持ち歩くバッグの中に入れて,空からの景色を見てみたいところではすぐに飛ばしている。

何度フライトしても,空から見る景色は新鮮で,驚きで,ワクワクしている。

いずれ70歳くらいになったら,ドローンパイロットも仕事にしたいと真剣に考えている。

子供の頃の夢が叶えられそうだと期待している,今日この頃。

浜田 正幸
Masayuki Hamada
研究担当教授の浜田正幸です。 日本の『働く』をおもしろくする! 幸福なキャリア研究をお届けします。
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