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  風邪の日
Rakza MAGAZINE

風邪の日

2024.01.09
編集長の独り言
田中 尚雅

1795年のこの日、江戸の相撲で無敵だった横綱・谷風梶之助が風邪のために現役のまま亡くなった。

死因となった風邪は「御猪狩風(おいかりかぜ)」と呼ばれるインフルエンザだったようだ。

谷風は、その10年ほど前に風邪が流行した時、「土俵上でわしを倒すことはできない。倒れるのは風にかかった時くらいだ」と語ったことがあり、そのことも踏まえて1月9日が「風邪の日」となった。

この時に流行した風邪は「タニカゼ」と呼ばれるようになり、現在でもインフルエンザのことを「谷風」と呼ぶことがあるという。

今年も結構流行っているようだが、気をつけたいものだ。

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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