1945年9月2日、東京湾横須賀沖に停泊中のアメリカ海軍戦艦ミズーリの甲板上で、日本は連合国との降伏文書に調印した。
日本では8月15日が終戦の日であるが、連合国では多くの国がこの日を「対日戦勝記念日」としている。
連合国側は、連合国軍最高司令長官ダグラス・マッカーサーが最初に署名し、日本側は、全権・重光葵外務大臣、大本営代表・梅津美治郎参謀総長らが署名した。
この日をもって、足かけ5年にわたる太平洋戦争は本当の終了となった。
ミズーリはトルーマン大統領の出身地に因んでつけられた名前であり、またこの日の停泊地はかつてペリーが日米和親条約調印時に、旗艦ポータハンが停泊したのと同じ位置とされている。マッカーサーの演出だろう。
退役後はハワイ州パールハーバーで記念館となって保存されており、2016年に安倍総理はオバマ大統領とともに訪れている。
79年前の歴史的な記念日だ。