1923年9月1日11時58分、関東大震災が発生した。
190万人が被災し、10万5000人以上が死亡あるいは行方不明となる。
家屋の全壊10万9000棟。
昼食時であったため火災が多数発生し、全焼家屋は21万2000棟にも及んだ。
さらに混乱に乗じた社会主義や自由主義の殺害計画、流言飛語による混乱も発生し集団暴行事件も発生、政府は戒厳令を発布した。
山本権兵衛内閣は「帝都復興審議会」を創設し、大きな復興計画が動き出す。
このことにより耐震建設や建物の不燃化が進み、都市計画が見直され、また移住により関東文化が関西に影響を与えるなど文化面の動きも出てくる。
震災後、ラジオ放送も始まり、あらゆる面で日本の文化の大きな分岐点になったとも言える。
1960年に、9月1日は「防災の日」と制定された。