4年の1度の閏年には、2月28日の翌日に閏日として29日が入る。
これは、1年の日数が正確には265.2422日であるためで、そのずれを調整するためである。西暦の年が100で割り切れ、かつ400で割り切れない年は閏日を入れない平年になる。次回は西暦2100年である。
英語では閏日のことを leap day(跳躍の日)と言うが、これは普段の年はその前年の同じ日よりひとつだけ曜日がずれるが、閏年の翌年はふたつずれる、つまり曜日をひとつ飛び越える(leap)からである。
ではこの日に生まれた人の誕生日は4年に1度なのかというとそうではなく、日本の法律では誕生日を基準とした行政手続きに限り「みなし誕生日を2月28日としている。
かつてイギリスでは、4年間のうちでこの日にだけ女性から男性へのプロポーズが伝統的に公認され、男性はそれを断ることはできないとされていたという。
4年に1度のこの日を、どう過ごそうか?