1922年4月2日、「週刊朝日」と「サンデー毎日」が創刊された。
このことから、4月2日は「週刊誌の日」と呼ばれている。
この記述、どこかで見たような?と思った人もいるだろう。このコラムの3月17日に「漫画週刊誌の日」というのがあり、「少年マガジン」と「少年サンデー」が同日に創刊された日に因んでいると書いたからだ。
漫画週刊誌の方は、おそらく双方が企画の段階から競合雑誌に先んじようとしていたことから同日になったと見られるが、今日の雑誌の状況は少し違う。
というのも、朝日の方は2月25日に「旬刊朝日」として既に創刊されており、わずか1か月後に「サンデー毎日」が週刊で創刊されるのに合わせて、週刊に踏み切ったというのが実情だ。
それにしても新聞社としても競争し、高校野球でも並列し、創刊以来火曜日発売を続けている両誌。
近年で見れば、「週刊文春」「週刊現代」「週刊新潮」「週刊ポスト」などの後塵を拝しているが、老舗としての歴史とプライドを持って、長く発行を続けてほしいと願うばかりだ。