言葉を大切にしたい。
言葉は、人と人を結びつける手段だから。
言葉に旋律がつけば音楽になり、人を励ますことも癒すこともできる。
言葉を文字にして思いを綴れば、それは書簡になり人の心を繋ぐ。
文字が過去を辿れば、それは歴史となる。
数少ない文字でも、それ句となり歌となり詩となる。
毎日文字を連ねれば、それは日記となり紀行ともなりうる。
手で綴る文字は、人の個性そのものであり、芸術の発端となる。
ここに紡いでいく文字が、言葉が、生きる証となるなら、それは幸せなことだ。
感じたことを言葉にし、それを文字として綴り、そして誰かに伝えたい。
とても美しい響きを奏でる日本の言葉。そして、実に優雅であり複雑でもあるその文字。
日本語を日常の中に持つ幸せに感謝して、それを文字で伝えていきたいと思う。