明治から昭和にかけての俳人、飯田蛇笏の忌日。
1885年に山梨で生まれた蛇笏は、幼少期から俳句と親しみ、早稲田大学入学後高浜虚子の主宰する「ホトトギス」に参加する。
のちに「雲母」の主宰者となり、格調の高い句風で知られる。
秋草をとりてひややか菩提心
秋の風陽を吹きはやめみゆるかな
雨の日も茎並みそろふ曼珠沙華
兒をだいて日々のうれひにいわし雲
名月や宵すぐるまのこころせき
をりとりてはらりとおもきすすきかな
俳句はいい。
筆者も、これからも精進していきたい。