1950年5月10日、「財団法人 気象協会」が設立された。
気象協会は運輸省所管で、長くテレビやラジオへの気象情報及び解説の提供を行ってきた。
気象協会は、その後全国統合され「日本気象協会」と名称が変わり、さらに2009年に公益法人制度改革に伴って、「一般財団法人 日本気象協会」となった。
そのホームページによると、経営理念は『気象・環境・防災・情報サービスを通じて、先進的かつ複合的な技術と英知により、お客様に信頼される多様なサービスの提供』となっている。
1993年に気象業務法が改正され、国家資格である「気象予報士」が誕生し、今では気象予報士が解説などを務めている。
ちなみに、気象予報士は今年3月の時点で10840人が登録されているが、実際に予報を担当しているのは400〜500名とみられている。
気象予報士の最年少は、2017年に11歳11か月で合格した小学6年生の女子、2021年に男性最年少12歳0か月の小学6年生が合格している。ともに4度目の受験での合格ということだが、平均合格率が5%程度と言われる中で、たいしたものだ。
最年長の合格は、1998年に74歳10か月で合格した元高校教諭とのこと。
気象協会や気象予報士のことを知ると、天気予報も少し見え方が違ってくる。