1977年の今日、日本で初めての国民栄誉賞がプロ野球選手・王貞治に贈られたのを記念して、9月5日が国民栄誉賞の日とされている。
この賞は、同年8月30日に福田内閣の総理大臣決定で制定された国民栄誉賞表彰規定に基づき、「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えること」が目的とされている。
現在までに27個人と、1団体に授与されており、その団体とは2011年のFIFA女子ワールドカップ で初優勝を果たしたサッカー女子日本代表チームとスタッフの35名だった。
ジャンルで比較すると、
スポーツ関連12人と1団体(王貞治、山下泰裕、衣笠祥雄、千代の富士貢、高橋尚子、サッカー日本女子代表、吉田沙保里、大鵬幸喜、長嶋茂雄、松井秀喜、伊調馨、羽生結弦、国枝慎吾)
音楽関連6人(古賀政男、美空ひばり、藤山一郎、服部良一、吉田正、遠藤実)
監督・俳優5人(長谷川一夫、渥美清、黒澤明、森光子、森繁久弥)
その他4人(植村直己、長谷川町子、羽生善治、井山裕太)となる。
没後の受賞が12名であり、女性が6人と1団体、また最も多く授与した内閣は、7人の安倍晋三内閣である。(団体を除く)
過去にこの賞を辞退したのは、福本豊、古関裕而、イチローの三人であり、イチローは4度辞退したと言われる。