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  乃木大将の日
Rakza MAGAZINE

乃木大将の日

2024.09.13
編集長の独り言
田中 尚雅

1912年9月13日、日本帝国陸軍の乃木希典大将が、明治天皇の大喪の日に、静子夫人とともに殉死を遂げた。

乃木大将は長州藩士で、秋月の乱を鎮圧し、また西南戦争にも従軍した。

明治新政府になってからは、ドイツに留学し、日清戦争では台湾に出征、また日露戦争の旅順作戦の指揮でも知られる。

明治40年には、第10代の学習院院長にも就き、昭和天皇の養育に携わっている。

明治天皇の大葬の礼の日の午後8時ごろ、乃木は夫人と共に自刃して亡くなった。

乃木の訃報が報道されると、多くの国民は大いに嘆き、また欧米の新聞においても大きく報道された。

また乃木夫妻が自刃した東京・赤坂の邸宅は、乃木神社となっている。

乃木希典は以下の時世を残している。

   神あがりあがりましぬる大君のみあとはるかにをろがみまつる

   うつ志世を神去りましゝ大君乃みあと志たひて我はゆくなり

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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