ボウリングは比較的新しいスポーツと思われているだろうが、日本に入ってきたのは江戸時代のこと。
1861年6月22日に長崎で発行された英字新聞に、日本初のボウリング場の告知が掲載されたことに因み、この日がボウリングの日となった。
しかし、ボウリングの起源は紀元前3000〜5000年前のエジプトというから、これは古代からのスポーツということになる。
日本でボウリングブームといえば、1970年前後。
須田開代子、中山律子という大スターが生まれ、最盛期の72年には全国のボウリング場は3698か所あったという。ブームが去ったのち、老朽化が進んだボウリング場は次々に廃業し、現在は380か所程度だと見られている。この推移は驚異的だ。
現在はジャパンレディースボウリングクラブの名誉会長を務める中山律子は、ブームの当時はテレビCMにも引っ張りだこで、「さわやか律子さん」を知らない日本人はいなかった。
ボウリングは、性別や年齢を問わずに楽しむことができるスポーツであり、あの豪快な音と主にストライクを取った時の爽快感は格別だ。
もうずいぶんプレーをしたことはないが、孫が大きくなったら行ってみようか。
でも、あのボールは重いだろうな。