ヘリコプターの原理は、15世紀にレオナルド・ダ・ヴィンチによって考案されており、一般社団法人・全日本航空事業連合会が第2の空の足であるヘリコプターの重要性をPRするために、レオナルドの誕生日である4月15日を記念日と制定した。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、もちろん画家であり芸術家である。
代表作には絵画が多く、「モナ・リザ」や「最後の晩餐」、「カーネーションの聖母」などは誰もが知る作品だ。
しかし、「ウィトルウィウス的人体図」やハリコプターのスケッチなど科学者や発明家としての素晴らしい実績もある。
レオナルド・ダ・ヴィンチは間違いなく、天才だった。
どうしても思い出してしまうのは、「ダ・ヴィンチ・コード」という映画になる。
2006年に公開されたこの映画は、ロン・ハワード監督、主演はトム・ハンクス、オドレイ・トトゥやジャン・レノなどフランスの有名俳優が出演して人気を博した。
ただ、日本人にはキリスト教の世界を理解するのはなかなかに難解で、しかもローマ教会はイエス・キリストを冒涜したものと、この映画のボイコットを呼びかけたという。
それにしてもルネサンス期のヨーロッパは、宗教と文化を分かつことは難しく、絵画や音楽も生活も、大きな影響を受けている。
「ヘリコプターの日」でありながら、今日はレオナルド・ダ・ヴィンチに思いを馳せるのが正しい気がする。