ハリソン・フォードを知らない人は、ほとんどいないと思う。
それでも敢えて彼を紹介するならば、アメリカの俳優で、コッポラやルーカスやスピルバーグに重用され、「スター・ウォーズ」、「インディ・ジョーンズ」、「ブレードランナー」などで人気を不動のものとした大スターということになるだろうか。
僕が初めて知ったのは、1973年公開の「アメリカン・グラフィティ」。
ジョージ・ルーカス監督の、なんとも切ないアメリカンドリームを見せる若者たちのひとりだった。
そのハリソンがこれほどのスターになったのは、ニヒルな二枚目で、抜群の行動力とサービス精神に溢れているせいだろうか。実は大工をしていたこともあり、その腕前は立派に食っていけるほどだったという。
10年前の3月、自家用飛行機を操縦中に墜落事故を起こし負傷したが、4か月後には復活した。
2023年、「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」のが公開され堂々のアクションを魅せたのは記憶に新しい。
そして今年2月に公開された「キャプテン・アメリカブレイブ・ニュー・ワールドを最後に、ハリウッドから完全引退することを表明した。
今頃は、どこかの空を飛んでいるのかもしれない。
そのハリソン・フォード、今日で83歳になる。