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  カップヌードル53周年
Rakza MAGAZINE

カップヌードル53周年

2024.09.19
編集長の独り言
田中 尚雅

日清食品は1971年の9月18日に、世界初のカップ麺であるカップヌードルを発売した。

僕自身この商品は、iPhoneを超えるくらいの大発明だったと思っている。

チキンラーメンも大発明だったが、それを食するためには丼や蓋となるものが必要だった。しかし、カップヌードルはお湯だけでよかった。付属のフォークが、蓋を閉じるためにも役立った。まさにオールインワンだった。

N H Kの連続テレビ小説「まんぷく」は現実に近いフィクションということだが、カップヌードルの麺、スープ、具材、容器すべてが、大変な試行錯誤ののちに完成されたものであることは想像に難くない。フリーズドライという製法が、世間一般に認知される役割も演じた。

今やカップヌードルは日本中、世界中にその数多いバリエーションを展開し、止まるところを知らぬ勢いを持っている。

世界100か国で販売され、国内では2017〜20年度の4期連続で最高売り上げを更新し続けているそうだ。

今年8月25日には、世界累計販売500億食を達成したと発表している。

今日で、発売53周年を迎えることになる。

カップヌードルを初めて手にした日のことは、今も記憶に残っている。

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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