1894年6月23日、パリで開催された国際会議において、クーベルタンの提唱によりオリンピック復興が決定し、国際オリンピック委員会(IOC)が創設された。
その日を記念して、1948年のIOC総会で、この日がオリンピックデーと定められた。
本来のオリンピックの基本精神である「オリンピック・ムーブメント」は、『スポーツを通じて、相互理解と友好の精神を養い、平和でより良い世界の建設に貢献すること』の普及・啓発のため、各種協議会、記念式典の開催を呼びかけるとある。
初開催からちょうど75年に当たる今年は、130の国と地域のオリンピック委員会から500万人が参加し、過去最大規模になる見込みだという。
来年のパリ2024はもちろんのこと、セネガルでは新型コロナウイルス感染症拡大のために開催が2022年から延期されたダカール2026ユースオリンピックを紹介し、オーストラリアではすでにブリスベン2032夏季オリンピックを見据えているという。
世界が平和であるなら、この日も永遠に続くのだが。