この記念日を制定したのは、名古屋市にある愛知県製麺工業協同組合。
食欲の秋である10月と、「きしめん」の特徴であるつるつる感から、「つ(2)る(6)」の語呂合わせから生まれた。
「きしめん」は幅が広く薄い麺で、うどんとは異なるため「平打ちうどん」とも呼ばれている。
僕は高校時代の3年間を、京阪電車を利用して通学していた。当時、三条京阪駅は京阪京都線の終点であり、その構内にきしめん屋があったことを鮮明に覚えている。
熱々の麺とつゆと具の上に、最後に鰹の削り節が乗せられる。
それが、湯気にゆらゆらと踊っていた情景が今も目に浮かぶ。
気温が下がっていくこの時期に、なんとも食欲をそそられた「きしめん」。
今も大好きだ。