今日から全国高等学校ラグビーフットボール大会が始まる。
時代を重ねて第100回の記念大会となる。
通常の大会は47都道府県の代表51校(北海道と東京が2校、大阪は3校)の出場だが、記念大会の今回は史上最高の63校(全国9ブロックから各1校、+特別枠)が出場する。
試合数は合計62試合。例年にも増して盛り上がりが予想されるも、新型コロナウイルスの感染対策で、全試合無観客しかも開会式も開催しないことになっている。
前年優勝の桐蔭学園(神奈川)を軸に、東海大仰星(大阪)、京都成章、東福岡、大阪朝鮮、御所実(奈良)、目黒学院(東京)、関西学院(神奈川)がシードされているが、実力は拮抗しており優勝の予想となると簡単ではない。
過去10年を見てみると、優勝校は東福岡が4回(両校優勝を含む)、東海大仰星が3回、桐蔭学園が2回(両校優勝を含む)、常翔学園(大阪)と大阪桐蔭がそれぞれ1回と西高東低の感はあるが、それは始まってみないとわからない。そして、今日から試合が始まり、元旦も含め熱戦が期待されている。
決勝戦は1月9日に予定されており、すべての試合は東大阪市の花園ラグビー場で行われる。
無観客試合は誠に残念だが、テレビでは全試合の放送も予定されているので、応援したいものだ。