1890年の今日、前年に発布された大日本帝国憲法を受けて初の「帝国議会」が開会された。
明治天皇の親臨のもと開院式が行われ、「朕貴族院及衆議院ノ各員ニ告ク」との勅語が下賜され、これに対し両院はそれぞれ奉答文を奉呈したという。
今年はこの日以来130年という節目であり、衆参両議院では式典が行われる。天皇、皇后両陛下と秋篠宮家の長女眞子さまの出席が予定されている。http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/130kinen/index.html
憲法第41条では、「国会は、国権の最高機関であって、国の、唯一の立法機関である」とあり、議会制民主主義の根幹を担うものであるが、昨今の国会内での議論と呼べないような議論があることを考えると、今一度、この日の意味を真剣に考えたいと思う。