今日9月30日、自由民主党の総裁である菅義偉は、その任期満了日を迎えるはすだった。本来総裁の任期は3年だが、安倍晋三前総裁の任期を引き継いだため、一年余りの任期であった。
7月17日のテレビ番組で、「総裁として(次期総裁選に)出馬するのは、時期が来れば当然のことだろう」と述べていた菅総裁だったが、8月3日には次期総裁選に立候補せず、9月末の総裁任期満了とともに、首相を退任する意向を示した。
昨日行われた自民党総裁選では、決選投票の末に岸田文雄が当選したために、任期満了日を待たずに新総裁へとバトンタッチが行われた。
新総裁は党役員人事を即日には行わず、本日決定するとのこと。
派閥の力学を忖度するためでないことを祈る。
10月4日に召集される臨時国会で、岸田文雄新総裁は、第100代内閣総理大臣に就任することになる。100代目という節目で、初の女性総理の誕生は夢となった。
今年も残り3か月を残すだけだが、この後新内閣の組閣、また衆議院選挙もあり、まだまだ国政は動き続ける。
一国民として願うのは、この国が良くなることだ。