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  終い天神
Rakza MAGAZINE

終い天神

2020.12.25
編集長の独り言
田中 尚雅

毎月25日は天満宮の縁日で、12月25日は「終い天神」と呼ばれ、1年を締めくくる行事となる。本来なら、境内や参道にはさまざまな露天が立ち並び、大いに賑わうのだが今年はどうだろうか?

 

僕の3代前、4代前の曽祖父は、京都・北野天満宮で神職を務めていた。

特に4代前の田中尚房は神職の最高位にあり、北野大茶湯を1977年に再興した人として今年10月24日の京都新聞にもその名前が載った。

そんな縁もあり、終い天神や初天神は、僕の身近にある行事だった。

北野天満宮では、骨董や植木、正月用品なども並びひときわ賑やかになる。
こんな時期でなければ、是非とも行きたいところだ。

 

祖父は神職を継がず、しかも56歳の若さで他界したのであまり詳細な記憶は残っていないが、その祖父に連れられて天神様の縁日の日に参詣し、帰りに門前にある粟餅屋に寄ったことが何度もある。

ひょっとすると祖父・尚義は、自分の祖父や父の後を継がず、会社を始めたことを後悔していたのかもしれない。

 

12月25日といえば、日本ではキリスト教徒でなくてもクリスマス一色なのだろうが、僕は「終い天神」の日として、京都の年末に思いを馳せたいと思う。

今日は、「終い天神の日」。

写真は田中尚房による「北野神社由記」の奥付

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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