Now Loading...

  精霊(しょうりょう)の日
Rakza MAGAZINE

精霊(しょうりょう)の日

2021.03.18
編集長の独り言
田中 尚雅

3月18日は「精霊の日」とされている。「せいれい」ではなく、「しょうりょう」と読む。

なぜかというと、この日が有名な歌人の忌日だとされているからだ。

その歌人とは、柿本人麻呂、和泉式部、小野小町である。

 

精霊とは死者の霊魂や祖霊をいう言葉で、春の彼岸の入りがこの頃であることも併せて、この日を「精霊の日」とするようになった。

柳田國男の「目一つ五郎考」によると、「3月18日は、源義経、柿本人麻呂、小野小町、和泉式部といった古くに恨みをのんで亡くなった怨霊たちの命日と考えれれているそうです」とある。

 

今日ばかりは、万葉や平安の歌人に、思いを馳せる日にしたい。

 

 

近江(あふみ)の海夕波千鳥汝(な)が鳴けば心もしのにいにしへ思ほゆ

柿本人麻呂

 

春霞立つや遅きと山川の岩間をくぐる音聞こゆなり

和泉式部

 

花の色はうつりにけりないたづらに我身よにふるながめせしまに

小野小町

 

春爛漫である。

絵は春信による小野小町

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
この記事を書いた人

CONTACT

あらゆるお問い合わせは、
下記フォームからお気軽にどうぞ
PAGE UP