今日1月2日は、第99回東京箱根館往復大学駅伝競走の初日だ。
午前8時に東京・大手町の読売新聞社前をスタートし、箱根・芦ノ湖までの107.5kmの往路を20の大学とオープン参加の関東学生連合チームが競う。
今年の出場校では、昨年優勝の青山学院大が15年連続28回目の出場。最多出場は96回目の中央大、最多連続出場は75年連続の日本体育大、我が早稲田大は47年連続92回目、初出場校はない。
注目はなんといっても駒澤大学。
史上5校目の学生3大駅伝(出雲・全日本大学・箱根)同一年度3冠を目指している。今までその記録を成したのは、90年の大東文化大、2000年の順天堂大、10年の早稲田大、16年の青学大だけだ。
見所は長距離であることや高低差があることで順位が入れ替わる緊迫感にあるが、今年は特に厳しい寒さが見込まれており、箱根の山道などの低体温症や強風、スリップなどへの対策が気になるところだ。
日本テレビが初めて完全生中継を始めた1987年から、本当に血の滲むような苦労があったことを僕は知っている。ただ、それを感じさせることなく、平然と中継をやってのけるところが日本テレビの意地だろう。
ささやかな苦労が、スポーツファンの醍醐味であり、スポーツに強い大学を卒業したことの喜びとなる。
さあ、もうすぐ始まる。