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  竹村健一の忌日
Rakza MAGAZINE

竹村健一の忌日

2021.07.08
編集長の独り言
田中 尚雅

2019年7月8日、政治評論家でありジャーナリストの竹村健一が亡くなった。89年の生涯であった。

 

大阪の生まれ。神戸大学から学制改革で京都大学に編入し、フルブライト奨学金制度の第1号としてアメリカにも留学する。

追手門学院大学、拓殖大学などで教鞭を取り、文筆活動に入った。

 

あの髪型、パイプ、「大体やね」と言う口調は独特で、初期のタモリの形態模写のネタともなった。独特のスタイルを持つだけに毀誉褒貶はあったろうが、CMにも起用される人気者でもあった。

 

日本テレビで放送されていた「竹村健一の世相講談」という番組は、デイリーでありながら7年間続いた長寿番組だった。

わずか1年に満たない期間だが、僕は「世相講談」を1コーナーにしている格好の「ルックルックこんにちは」という番組を担当していて、彼を何度も間近に見る機会に恵まれた。

首相経験者などかなりの大物ゲストが来ても、まったく怯むことなく、打合せもそこそこに丁丁発止とやり合う貫禄は、圧倒的なものがあった。あの頃と比べれば、政治家も評論家もずいぶん軽くなったと感じてしまう。

 

そういえば、この番組でアシスタントを務めていたのが現在の東京都知事・小池百合子だった。

物怖じしない姿勢の原点は、竹村健一譲りだったのかもしれない。

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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