日本漢字能力検定協会(漢検)が1995年に制定した記念日。
その由来は、「いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)」良い字一字の語呂合わせからだという。
同じ年から「今年の漢字」というのも発表されるようになった。
京都の清水寺の奥の院舞台で揮毫されるあれだ。見たことがない人はいないのではないだろうか?
清水寺貫主の森清範がかつて漢検の理事を務めていたことから、この発表方法になったようだ。
初めての年は、阪神・淡路大震災やオウム真理教事件などがあり、「震」という字だった。何となく覚えている。
昨年は「金」、20年は「密」、19年は「災」と、過去の字を見ると、その年がどんな年であったかが漠然と思い出せる。
「今年の漢字」、予想のアンケート上位を見てみると、「戦」「高」「争」「安」「乱」という字が並んでいる。
あまり良い年という感じがしないのが残念だ。
27回目となる「今年の漢字」、今日発表される。
さあ、どんな「字」が選ばれるのか?