日本漢字能力検定協会(漢検)が1995年に制定した記念日。
その由来は、「いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)」良い字一字の語呂合わせからだという。
同じ年から「今年の漢字」というのも発表されるようになった。
京都の清水寺の奥の院舞台で揮毫されるあれだ。見たことがない人はいないのではないだろうか?
清水寺貫主の森清範がかつて漢検の理事を務めていたことから、この発表方法になったようだ。
初めての年は、阪神・淡路大震災やオウム真理教事件などがあり、「震」という字だった。何となく覚えている。
昨年は「密」、18年は「令」、17年は「災」と、過去の字を見ると、その年がどんな年であったかが漠然と思い出せる。
「今年の漢字」、僕の予想は「制」である。
人類に襲いかかってきた「ウイルス」を道半ばであるが「制圧」し、オリパラでは多くの選手が世界を「制し」、プロ野球では両リーグとも昨年最下位のチームが「制覇」した。
26回目となる「今年の漢字」。今年は明けて13日に発表となる。
さあ、どんな「字」が選ばれるのか?