COVID-19が世界的感染をする中で、1年の延期の上で開催された東京オリンピックが、17日間(開会式以前に行われた競技を入れると19日間)の数限りない想い出を残し閉幕する。
最終日には、陸上男子マラソン、バスケットボール女子決勝、自転車・トラック、新体操、水球などの競技を残しているが、それを含めずに日本は金メダル27個、銀メダル12個、銅メダル17個、合わせて56個という史上最多のメダルを獲得している。
ほとんどの競技が無観客という異例な大会であったが、テレビやラジオを通して、多くの人が観戦し感動を共有する大会となった。
閉会式は本日20時から行われ、3年後のパリ大会にバトンを渡し、聖火は消える。
オリンピックロスが心配だが、まだ興奮と感動は続く。
1964年の東京大会では、市川崑監督による「東京オリンピック」という記録映画(写真)が製作されたが、今回は河瀬直美監督による公式記録映画が製作されているからだ。
映画は、来年夏に公開される予定だ。