もうあの日から1年が経つ。
今日は、1年の延期の上で開催された東京オリンピックが、17日間(開会式以前に行われた競技を入れると19日間)の数限りない想い出を残し閉幕した日だ。
日本選手団は、最終日にもバスケットボール女子と、自転車・トラック女子オムニアムで梶原悠未選手が銀メダルを獲得し、大会を通じて金メダル27個、銀メダル14個、銅メダル17個、合わせて58個という史上最多のメダルを獲得した。
ほとんどの競技が無観客という異例な大会であったが、テレビやラジオを通して、多くの人が観戦し感動を共有する大会となった。
閉会式は20時から行われ、3年後のパリ大会にバトンを渡し、聖火は消えた。
コロナウイルス感染禍はまだまだ続き、ロシアとウクライナをはじめとする紛争の火種が世界のあちこちで見られている。
23か月後に開催予定のパリオリンピックまでに、人類は平和や安全を手にしているのだろうか。