1961年神奈川県大和市の生まれ、川島栄子という本名はあるが、もうその名は必要がないほどのアーティストとなった。
杏里と漢字で書くが、作詞や作曲の時、また初期のフォーライフ・レコード所属時はANRIと表記される。
1972年、神奈川県希望ヶ丘高校2年の時に「オリビアを聴きながら」(作詞作曲・尾崎亜美)でデビュー。このオリビアとは、先日亡くなったオリビア・ニュートン・ジョンのことだ。
80年台のシティ・ポップの牽引者で、「思いきりアメリカン」「CAT’S EYE」「悲しみがとまらない」「気ままにREFRECTION」など数々のヒット曲を生み出した。
87年には、日本のポップスでは初めてのハワイ公演を成功させ、その後計7回のハワイ公演を行うほか、98年の長野オリンピック閉会式では文部省唱歌「故郷」を歌った。
2000年にはLAに移住、05年には世界的ギタリストのリー・リトナーとの婚約を発表したが結婚には至らなかった。
現在もLAを拠点としながらも、日本公演を続けている。
今日は、シティポップのクイーン、杏里の61歳の誕生日だ。