今日9月30日、日本相撲協会は臨時の理事会と十一月場所の番付編成会議を開催し、正代の大関昇進を決める。
正代直也は本名、1991年11月5日熊本県宇土市生まれの28歳。
小学校から相撲を始め、中学で全中団体優勝メンバー、高校では国体相撲少年の部で優勝し、東京農業大学に進学した。
大学2年で学生横綱とり大相撲の幕下付け出しの資格を得たが大学卒業を優先した。卒業後時津風部屋に入門し、前相撲からスタートした。
2014年五月場所で序ノ口優勝、2015年一月場所幕下優勝、十一月場所十両優勝を決め、入幕した。
今年になって、安定した相撲で一月、七月場所で優勝を争い、九月場所で熊本県出身力士としても初優勝を遂げた。
大関は横綱のように、第何代とは呼ばないが正代は251人目。
注目されるのは、今日行われる昇進伝達式で正代が何を語るかだ。熊本のことに触れるか?東農大での教えを盛り込むか?
飄々とした正代だからこそ、どんな挨拶をするかを楽しみにしたい。
今日、令和になってから、貴景勝、朝乃山に続く3人目の大関が誕生する。