1945年8月6日午前8時15分、米軍のB29爆撃機「エノラ・ゲイ」が。広島市上空で世界初の原子爆弾「リトルボーイ」を投下した。
市街は壊滅し、約14万人の死者を出した。また、被爆した人は56万人と言われている。
日本は世界で唯一の被爆国であり、この記憶は決して忘れられるべきでなく、後の世界に語り継がなければならない。
昨年、「黒い雨」訴訟で原告全員を被爆者と認める判決が確定した。当初上告をする姿勢だった政府だったが、急転直下当時の菅首相が上告を断念した結果だった。
広島市などでは被害者健康手帳の交付が始まっている。
写真は、「原爆犠牲国民学校教師と子どもの碑」で、1971年に建てられた。
その銘文は、「太き骨は先生ならむそのそばにちいさきあたまの骨あつまれり」と刻まれている。